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『DOG DAYS』(ドッグデイズ)は、都築真紀原作、セブン・アークス〔第3期はセブン・アークス・ピクチャーズ名義。〕制作による日本のテレビアニメ。第1期は2011年4月から6月にかけて全13話が深夜アニメとして放送された。また、第2期は『DOG DAYS'』(ドッグデイズダッシュ)のタイトルで2012年7月から9月にかけて全13話が深夜アニメとして放送された。第3期は『DOG DAYS"』(ドッグデイズダブルダッシュ)のタイトルで2015年1月より3月まで放送された〔。ダブルダッシュはシングルクォート2つではなくダブルクォートであることに注意。 コピーライト表記は、第1期・第2期では「DD」、第3期では「DD3」という略称が使われている。 == 概要 == 外交手段としての戦争が死傷者の出ないスポーツ的な興業として行われている異世界を主要な〔舞台として、異世界のお姫様によって2011年〔の現代から勇者として召喚された少年を主人公として描くファンタジー作品。『魔法少女リリカルなのはシリーズ』のメインスタッフ(原作 - 都築真紀、監督 - 草川啓造、制作 - セブン・アークス)による〔、オリジナルテレビアニメシリーズである。 サウンドプロデュースはかつて『とらいあんぐるハートシリーズ』などで都築と組んできたI've soundが起用されている〔。劇伴曲は都築の意向により、ほのぼのとした作品を引き締めることを意図して、あまりファンタジーらしくなくて格好良い作風が志向されている〔。劇伴だけでなく、堀江由衣が演じるヒロインが劇中で歌うキャラクターソングも、I'veが楽曲を提供した〔。本作の特徴の一つは配役の妙でもあるともいわれ、ヒロイン役の堀江を中心として大勢の人気声優を適材適所に配置した作風は、良い意味での「声優アニメ」とも形容された〔。 作中の世界におけるスポーツ化された戦争の内容は、1980年代に放送されていたバラエティ番組『風雲!たけし城』や、1997年から放送されている『SASUKE』を想起させるようなアトラクションとして描かれている〔。競技の中では剣などの武器や必殺技を使った妨害や反撃も行われ、登場人物同士の超人的な戦いも描かれるが、砲弾の直撃を受けようとも、高威力の必殺技の直撃を受けようとも、相手に攻撃された人間はしばらく無力化されるだけであり〔、死傷者の出ない「戦争のようなゲーム」として描かれている〔。このため、人間が死に至るような殺傷表現はほとんどない。また、人間の暗部を見せるような負の要素を映し出すシーンもほとんどない。こうした舞台背景によって、闘争を描くことによって生じるネガティブな問題が回避されており、結果として登場人物に憎まれ役は登場せず、誰もがポジティブに描かれるような内容となっている〔夏葉薫、オトナアニメvol21、95-96頁。〕。 基本的には深夜アニメを好んで見るような男女のアニメファンに向けた内容であり〔、入浴シーンや、攻撃で美少女キャラクターの服がたびたび破れるなどの際どい場面も多く描かれるものの、そうした場面でも下品になりすぎない、和やかな作風が徹底されている〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「DOG DAYS」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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